省エネ診断の内容
お客様の現在のエネルギー使用状況とエネルギー使用設備に関する現場調査等を行って、これを省エネルギーにするにはどうしたらいいかの対策案とそれを実行することによる省エネ率、CO2削減率、掛る費用、お客様の現在のエネルギー使用状況とエネルギー使用設備に関する現場を試算してまとめたものです。
省エネ診断の主たる内容
- エネルギー使用量調査
電力、ガス、油、など使用エネルギー毎の1年間の使用量調査。
検針票、請求書、領収書などを集計して求める。 - エネルギー使用設備調査
空調機、ボイラー、照明などエネルギー使用設備の能力、1時間当たりのエネルギー使用量、設置年度、経年劣化状況、法定耐用年数、最近のトラブル状況などを調査。
機器銘板、納品時の技術資料、完成図書、担当者等との面談、メーカへの問い合わせなどで確認。 - 改善案の検討
エネルギー使用設備の設置以後の経過年数と法定耐用年数との照合や既存品の効率と最近の高効率機器との照合や、現行システムの改善(例えば空調機器の運転管理など)チェックなど。 - 勤務時間、勤務日数、土、日の取扱い、各種設備稼働時間
- 改善案に基づく各種試算
a.年間エネルギー使用量、省エネ率計算
b.CO2削減量、削減率試算 - 機器更新などによるイニシアルコストの概算
- 報告書作成
平成26年からこの省エネ診断に対して、国が診断事業の費用全額を申請に応じて負担するようになりました。