都市ガスはどのようにして安全になったのか?
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それ以降、給排気処理を含めた燃焼機能にも、電気の機能を活用するなど、 新型ガス機器の開発する観点からも、ガス機器開発の新段階に入りまし ス赤外線ストーブが商品化されました。 シュバンク式ガス赤外線ストーブが初めて発売された当初、機器メーカ ーはセラミックプレートを輸入して、シュバンク式ガス赤外線ストーブ を国内で生産していました。そのため、生産台数は限られていましたが、 次第にセラミックプレートそのものも国内で製造できるようになり、生 産台数を増やすことができました。結果として、シュバンク式ガス赤外線 ストーブは家庭用にまで広まりました。 昭和44(1969)年には、FF型(強制給排気型)暖房機が誕生しま した。 これは、ガス機器として、初めて本格的に電気を使った強制給排気型の高 性能機器で、三菱電機から発売され、大きな反響を呼びました。

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